- 学園祭・・・。
- MUSE MUSE MUSE・・・!
- 1月24日・・・。
- トラピスト・ビール
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2011.01.20 Thursday
今シーズンは雪が少なく、とても助かっていましたが
ドカンと雪来ました・・・!!
レストラン・ミューズもこんな感じです。
雪景色、とてもキレイです・・・。でも雪搔き大変です(泣)
1日4〜5回しました・・・(汗)
今日はベルギーのトラピスト・ビールについてお話します。
トラピスト・ビールとはシトー派の修道院の醸造所で造られたビールを指します。
その昔、中世の頃ペストが蔓延し、汚染された水を飲む事で更にペストが
伝染すると考えられていました。
そこで修道士たちが煮沸された水、そして更には殺菌作用のあるホップを使った
飲料のビールの醸造を考え、勧めたそうです。
ORVAL(オルヴァル)
以前にも紹介したトラピスト・ビールのオルヴァルです。
その昔この地方に伯爵夫人が訪れ、池に結婚指輪を落としてしまいました。
困った婦人はもし指輪が出てきたらこの地に修道院を作ります。と懇願しました。
すると池から鱒が指輪をくわえ現れたそうです。
・・・その伝説が今のORVALのラベルです。
僕も最近知りました・・・(汗)。
レストラン・ミューズがベルギー・ワロン地方観光局のグルメ、
日本のレストランのページで紹介されています。
よろしければ皆さんもご覧下さい↓
ベルギー、ブリュッセル・ワロン観光局
- AYRTON SENNA アイルトン・セナ
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2011.01.16 Sunday
15日公開の映画アイルトン・セナ 音速の彼方へを
鑑賞して来ました。
セナがF1で活躍していたのは80年代後半から90年代前半です。
僕がベルギーで仕事をしていたのが1988年から1993年ですから
ちょうど重なります・・・。
その当時グランプリが有った翌日のスポーツ新聞をよく売店で買っていました。
フランス語がちゃんと理解出来る訳では無いのですが、
レース結果が気になっていました。モータースポーツが盛んなヨーロッパにおいて
F1は現地の彼らと盛り上がれる数少ない共通の話題でした。
日本人の僕はHONDAがとても誇らしかったです・・・!
そしてアイルトン・セナはHONDAと繋がりが深いドライバーで特に日本人には
人気が有りました。知人のMチャンはセナの追っかけをしていました^^
モナコGPではセナのマンション前で帰宅待ちをして
見事サインもゲットしてました。
ベルギーにはSPAと言うオールージュで有名なサーキットもあり、
僕も生でF1を観戦したかったのですが、何時も日曜日は仕事の為
なかなか叶いませんでした。
帰国後の1994年5月にF1観戦も兼ねて新婚旅行を計画しました。
モナコGPを観戦するためニースまでのエアーチケット、ホテルも予約しました。
そして、出発前の5月1日のサンマリノGPであの事件が起きてしまいました。
日本での放送前に現地在住のMチャンと電話で話していた為、セナが事故に
遭った事は知っていましたが。まさか最悪の事態になってしまうとは
思いもしませんでした・・・。
サンマリノGPではセナの陰に隠れてしまっていますが、
他にも死亡者(R・ラッツェンバーガー)が出てグランプリ史上最も悲しい
最悪の週末になってしまいました。
そして僕たちがフランス入りした後のモナコGP予選でもK・ヴェンドリンガーの
大事故がありグランプリ自体の開催を危ぶむ声が有りました。
友人のフランス人にもモナコ行きを止められモナコGP観戦は断念して
そのままブルターニュで過ごしました。
結局モナコGPは予定通り開催されM・シューマッハがセナ無き後
モナコマイスターになりました。
後にM・シューマッハが2000年のイタリアGPで亡きセナのグランプリ41勝の記録
に並んだ事を記者会見で質問され、涙を流していた事がとても印象深いです。
アイルトン・セナはM・シューマッハや他のドライバーにとっても
永遠のアイドルなのです。
ブラジルからヨーロッパに来たセナと、日本からヨーロッパに来たHONDAは
異文化のヨーロッパで色々な物と闘っていた様に思います。
少し長くなりましたが映画[アイルトン・セナ]を観て僕もベルギー時代の色々な事を
思い出しました。
ご興味のある方は是非映画館へ・・・。
- Monsieur Batignole / バティニョールおじさん
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2011.01.14 Friday
新春第一回目のシネマねたです。
2002年公開のフランス映画
Monsieur Batignole / バティニョールおじさん
第二次世界大戦中のナチス軍占領下のフランスの物語です。
・・・それだけ聞くとなんだかとても重い内容に聞こえるかも知れませんが、
ユーモアが有りとてもテンポの良い、感動のヒューマンストーリーです。
Parisでトレトー(総菜屋さん)を営む、ごくごく有り触れた主人公の
ムッシュ・バティニョールがとんだ事件に巻き込まれ、
人生をかけた一大決心と共に一気にラストシーンまで駆け抜けます!
戦時中のお話ですので、やっぱり悲しく切ないシーンもありますが、
監督兼、脚本で主演のジェラール・ジュノ演じるムッシュ・バティニョールの人柄
そしてシモン少年の真直ぐな瞳と純粋さがとても心を打ちます・・・。
普通に生活をしている、普通の人々を混乱させる戦争を強く憎みます。
戦争には被害者、加害者も有りません。全ての人々が犠牲になります!!
戦争の無い現代(日本)に生まれた事に感謝し、戦争の無い世界、そして
戦争の無い未来を強く願います・・・。
- ベルギーの味・・・!
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2011.01.10 Monday
ベルギーの味と言うと皆さんは何を思い浮かべますか?
チョコレートが有名なのはモチロンですが、やっぱりワッフルですよね!!
と言う事でベルギーの味をダブルでお楽しみ下さい!!
チョコレートワッフルです。
レストランミューズで昨年末からお出ししているメニューです^^
ベルギーワッフルは二通りあって、 しっかりタイプのリエージュ風と
ふんわりタイプのブリュッセル風です。
レストランミューズでお出ししているのはブリュッセル風です。
(生地にメレンゲを混ぜ合わせ軽い食感にして、甘味もひかえめでアイスクリームや
フルーツなどをトッピングしています)
更に今回はオレンジピールのシロップ漬けを生地に練り込んでいますので
最強コンビです^^
ワッフルの本場ベルギーでは街角のスタンドや駅の売店などで立ち食いで
楽しめるのはリエージュ風。(リエージュとはベルギーワロン地方の主要都市です)
カフェなどでコーヒーと一緒にゆっくり楽しむのがブリュッセル風です。
どちらも美味しいです。
最初は甘いし、大きいし・・・。少しビックリするかも知れませんが
食べ慣れてしまうとペロリといけちゃいます^^
今月末位までお出しする予定でいますのでご興味のある方は
お立ち寄り下さい。ご予約お待ちしています。
- 胡桃の醍醐味
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2011.01.07 Friday
料理学校でお世話になっている新婚の増山先生が来店してくれました。
お土産にチーズケーキを頂きました。
御菓子花岡の[胡桃の醍醐味]です。
私が改めて紹介するまでもない名店で、
長野市にも支店は有りますが、東信地方の東御市が本店の老舗菓子店です。
東御市は日本有数の胡桃の里として知られていて、
全国の生産量のおよそ1/3を出荷しています。
花岡でも胡桃を使ったお菓子を沢山作っています。
フランスですとグルノーブルが胡桃で有名です。
冬季オリンピックが開催された事からも長野県と共通な事が多そうです。
(グルノーブル五輪が1968年、長野五輪がちょうど30年後の1998年です)
そしてグルノーブルの胡桃はフランスでは唯一AOCが認められていると
先日グルノーブルから帰国した学生が話してくれました。
ハツネもチーズ系は大好きで、アッと言う間に終わりました。
増山先生ありがとうございました。
・・・ちなみに花岡は私の義理妹の実家です。(驚!!)
皆さんヨロシクお願い致します・・・^^
- フレンチジェラート・・・!?
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2011.01.04 Tuesday
フランス研修旅行から帰国したバイトの学生Mチャンにお土産を頂きました。
Amorino(アモリーノ)のショコラです。
クルミを練りこんだ感じの二色のショコラで、ジャンデュージャに似た
風味・食感でした。
前回Parisに旅行した時にAmorinoのショップを見付け
「美味しそうだな・・・。」と思っていました。
ジェラートのケースが沢山並んでいて、
看板には[Amorino Gelato Italiano]と書かれていたので
イタリアのお菓子屋さんだと思っていたのですが、
正真正銘のフランス製でした・・・(汗)
Parisアイスクリーム発祥の地、サン・ルイ島が1号店のお店で、
今ではフランス国内はもとよりヨーロッパ中に展開しています。
・・・Paris8区のショップです。
ジェラート以外にもコンフィチュールやヌガー、ボンボン、ショコラなど
沢山の美味しそうなフランス菓子が並んでいます。
前回の旅行は、真冬でしたのでジェラートを食べ損ねました・・・。
次回はチャレンジします・・・!
Mチャン貴重なお土産どうもアリガトウ・・・。
- エピファニー・・・(公現祭)
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2011.01.02 Sunday
本日”ガレット・デ・ロア”を食べました。(パティスリー・ロントで購入)
8等分、こんな風に切り分けます。
そして、フェーヴはカズマに・・・!
カズマは食べる前から、王冠をかぶりハイテンションでしたが、
本当にカズマにフェーヴが当たってしまいました^^
フェーヴとはフランス語で直訳すると、そら豆になります。
・・・その昔ローマ時代にそら豆を使い、
くじ引きでその日の王を決めていた事に由来するそうです。
ガレット・デ・ロワを楽しむ日はエピファニー(公現祭)の1月6日か
それ以降の日曜日、又は1月の一番始めに教会に行く、第一日曜日と、
聞いた事があります。
第一日曜日なら今日(2日)になります。
昨年は1月6日にカルフールのガレットを楽しみました。
そして、フェーヴはマダムに・・・。
ここ近年は毎年食べていますのでフェーヴもだんだん増えてきました。
ガレット・デ・ロアについての説明は昨年のブログでもご紹介しましたので
こちらからお楽しみ下さい→ガレット・デ・ロア