- MUSELET
- スペシャリテ(2)
- Papier Journal
- スペシャリテ(1)
-
2009.09.19 Saturday
ミューズ・スペシャリテの仔羊とフォア・グラのテリーヌを仕込みました。
(先ずは仔羊&フォア・グラをコニャックとマデラ酒でマリネします)
(お肉は一晩おいた後、パッセして他の材料と合わせ型に詰めます)
(スチームオーブンで低温加熱して、出来上がるとこんな感じです)
(お皿に盛り付けて完成です)
以前、フランス人のお客様にこのテリーヌを召し上がって頂いた事があります。
感想を伺うと、「普通だね!フランスで食べるのと同じ。」・・・とのコメント。
別に美味しいとか言われた訳ではありませんが、この「普通」が僕的には
凄く嬉しかったのです。今までやって来た事は合っていた。フランスに近づいた
・・・そんな気がしました。(勝手に自分の都合の良いように判断してる?!)(笑)
そしてそれをキッカケに、これからは少しずつオリジナリティーのあるミューズ的な
お料理を作っていこうと思いました!!
今はあの時のフランス人さんに感謝です。ありがとう!!!
- once (ダブリンの街角で)
-
2009.09.16 Wednesdayかれこれ2年ほど前に公開された映画になりますが、気になっていた映画を
見ました。 「ダブリンの街角で」 お客様のお嬢さまがダブリンに
留学されていた事もあり、ダブリンという街は気になっていました。
簡単に映画の内容を説明すると、ミュージシャンになる事を夢見る
青年とチェコから移民としてダブリンの街にやって来た女の子の
お話です。・・・チョット簡単すぎる?!
・・・でもとてもシンプルな映画なんです。
何処にでもありそうな、ごくありふれた話で、キット誰にでも
昔こんなような事があったと思わせてくれるお話です
僕の場合もブリュッセルで生活していた時に、こんな女の子のような
家族を身近に見てきたので、ヨーロッパのどの街にもありそうなこの
ストーリーがとても自然に感じられました。
色々な国の色々な人種の人たちが色々なきっかけで
同じ街に住み、偶然出会い、そして、それが自然になっていく・・・
・・・そんな日常。
日本の田舎ではなかなか無い事ですが、それがヨーロッパです。
音楽シーン満載の映画ですが、僕は彼が彼女の家を初めて訪れる
シーン、そしてラストの終わり方がとても好きです。
公式サイトは⇒ONCE
- スーパー・ヒーロー
-
2009.09.12 Saturday
その名はTINTIN(タンタン)!!
フランスの子供達なら誰でも知っているスーパー・ヒーローです。
・・・スーパー・ヒーローといっても戦うのは怪獣とかじゃ無く、
泥棒や悪の組織です。少年探偵として色々な国を旅します。
(でも、最近は日本のMANGAに押され気味・・・?)
かのミッテラン仏大統領も当選後の記者会見で、
「これで・・・残る私のライバルはタンタンだけだ!!」・・・と演説したほど
有名なようです。でも、実はこれフランスではなくて、ベルギーのコミック
(パンド・デシネ)なんです。エルジェという人が書きました。
ウチの子供達も大好きで読んでます。
あまり知られていませんが、ベルギーはコミック大国で美術館などもあります。
[月世界探検]ではこんなロケットも有名で、いろんな
オブジェ&アイテムも販売されています。(マッキーの歌にも登場します)
月にも行った!エジプトにも・・・そして中国も!!でも残念ながら日本には
来ていません。
これはParisのマレの古本屋さんで見つけたタンタン新聞です。
皆さんも、もしベルギーに行かれる事がありましたら是非チェックしてみて下さい。
タンタン専門ブティック。メトロの構内の壁画。そして、街のいたるところに
タンタン&ミルゥーがいます!!最近TINTINミュージアムも出来たそうです。
余談ですが・・・デュポンとデュボンという黒服の警官が毎回登場します。
ソックリで見分けがつかないんですが、ひとつだけ違うところがあります。
口髭・・・デュポンの方はお髭が跳ねてます。
知り合いのフランス人に聞くまで僕も知りませんでした!!
- Pain!!
-
2009.09.09 Wednesday
Pain (パン) パンは私たち日本人がそのまま発音してもパン
で通じる数少ないフランス語です。・・・単語にRなどが入ると、ほとんど正確に
発音するのは不可能だと思います!
・・・・・本題です。クルミ入りの蕎麦粉パンを焼きました。時々焼いてお食事中や
前菜の付け合せ、フロマージュ用としてお出ししています。
フロマージュの時は、ドライ・フルーツも一緒にお出ししていますが、
フロマージュの塩分、ドライ・フルーツの甘味、そして蕎麦粉、クルミの
香ばしさがなんとも美味です。(・・・自分で言うのも・・・!?)
こちらは毎日焼いているパンです。
オープン当初から何回も配合を変え、今はフランス粉が8割5分、全粒粉が
1割、そしてライ麦粉が5分の割合で作っています。
シンプルではありますが、香りを大事にお食事に合うよう心がけています。
・・・ご予約いただければ、パンだけの販売もしておりますので、お電話
お待ちしています(笑!!)
- フレンチ・カフェ
-
2009.09.06 Sunday
本日のランチにご来店頂いたお客様です!
フレンチ・カフェと言うユニット名で長野県内を中心にご活躍されています。
女性は朝木啓子さん・主にアコーディオンを担当。
男性は宮下充さん・歌にクラッシック・ギターの担当です。
山ノ内町での演奏会の時にはご来店いただいている、ご常連さまです。
僕も一度聞かせてもらいましたが、アコーディオンの伴奏による
シャンソンは、・・・やっぱりすごく良いです!
目を閉じるともうそこはParis!モンマルトル!!エディット・ピアフ!!!
フランス料理もそうですが、シャンソンもフランスの文化を私たち日本人に
伝えてくれるメイン・カルチャーだと思います。
フレンチ・カフェさんこれからも益々ご活躍下さい。
・・・そして、又のご来店心よりお待ちしています!!
フレンチ・カフェさんのホーム・ページ&演奏会スケジュールはこちらから
- Gien
-
2009.09.03 Thursday
お客様をお迎えする、ウェルカム・プレートです。
フランス、ジアン社のものでサーカスというシリーズです。
同じジアンのものではこんなデザート・プレートも壁に飾ってあります。
(フランスの昔の田舎のウエディングを6枚の絵皿で描いています。)
・・・先ずは、プロポーズ!
・・次に、両親にあいさつ!
・・・そして、マリアージュ!!
・・・式を終え、教会から出てきました!
・・・盛大な、パーティーです!!
(余談ですが、友達のフランス人は丸二日かけて盛り上がると言ってました)
・・・最後に、村中を歩きます!!!
ジアンの食器は大好きで、以前にパリのマドレーヌ界隈の本店、
そしてジアン村にあるアトリエにも行った事があります。
ジアン村はロワール川上流にある綺麗で落ち着いた街です。
もともとはタイルを作っていた会社のようです。
Parisのメトロの壁のタイルはGienだと聞いたことがあります。
アトリエはとても見応えがあり、博物館、ショップ、そしてアウトレットも
併設していました。
博物館です。中央はパリ万博の時に出品された物です
レストラン以外にも、フランスにはジアンのように美食を支えてきた品が
数多くあります。それ等を訪ねて歩くのも旅の楽しみのひとつです!!!