- エピファニーとガレット・デ・ロワ
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2024.01.08 Monday
2024年を迎えてすでに一週間以上が経過しました。
今シーズンは暖冬と言われ雪不足でしたがやっとまとまった雪も降りました。これでスキー場も一安心ですね。
本日のMUSEブログはキリスト公現祭(エピファニー)とガレット・デ・ロワのお話です。
公現祭とはイエスキリストの誕生を祝うキリスト教徒のお祭りでフランスやベルギーなどでは(ガレット・ド・ロワ)というお菓子を家族で楽しみます。
お菓子の種類も幾つか有るようですが、最もポピュラーな物がパイ生地にアーモンドクリームを詰めて焼いたお菓子です。
そしてそのガレットの中にひとつだけ(フェーヴ)と呼ばれる小さな陶器が入っていてそれが当たった人が(ロワ・Rois)王様になり皆から祝福を受け幸運な一年が訪れると言われています。
詳しい内容は以前のブログでも書いていますので覗いてみてください。
⇒Epiphanie(公現祭)とGalette des rois(ガレット・デ・ロワ)
我が家では毎年(パティスリー・ロント)のガレット・デ・ロワを食べます。
そして今年フェーヴが当たったのはナントナント・・・私でした^0^
今年のフェーヴはカップケーキ(?)
フェーヴにも沢山の種類があって本場フランスではフェーヴを集めるフェーヴ・コレクターも居ます。
ひと昔(30年以上?)前ですと日本在住のフランス人が「東京の何処のお菓子屋さんを探してもガレットが売っていなくて残念」・・・と言っていた様ですが最近では地方の都市でも(ガレット・デ・ロワ)を見かけるようになりました。
皆さんも新年はフランス風に(ガレット・デ・ロワ)を楽しんで今年一年の運勢を占ってみては如何でしょうか・・・?
今年はフェーヴが当たったので何か良い事あるかな〜〜〜(^^♪
- キャトーズ・ジュイエ(7月14日)
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2023.07.14 Friday
今日はキャトーズ・ジュイエ(7月14日)でした。
・・・キャトーズ・ジュイエとは何ぞや???
・・・キャトーズ・ジュイエとは日本風に言うところの(パリ祭)(フランス革命記念日)です。
そんな華やかなお祭りですが今年は暴動騒ぎでどうなる事でしょう?
日本ではあまり報道されていないようですが(普段テレビをあまり見ないのでどんなニュースをやっているのか知りません)
パリ郊外のナンテールで起きた警察官による未成年射殺事件でフランス全土で暴動騒ぎが起きているようです。
事件の簡単な概要は・・・・・・
17歳未成年の少年が無免許運転で警察官に止められた。でも少年はそれを振り切って車を無理やり発進させようとした。少年は素行の悪い常習犯で警察官は轢かれそうになったので発砲した。運悪くそれが致命傷になって少年死亡。正当防衛で致し方ない。これが警察発表。それがその通りだったらさほど問題にはなりませんでしたが、実際に現場に居合わせたひとの動画が拡散されてそれを見てみると車は無理に発進しようとしているようには見えますが警察官は轢かれそうにはなっていません。別に少年に向けて発砲せずともタイヤなり何処か別の箇所を狙えば少年は死なずに済んだ。でもでも一番の問題は撃たれた少年がマグレブ系の移民3世だった。そしてそして警察官が嘘の報告で虚実を発表した事に移民2世3世の少年少女たちの怒りが爆発して普段からの迫害・差別による鬱憤が一気に噴き出して連鎖連鎖の暴動になっているようです。
私もベルギー修業時代は差別を受けました。レモン野郎だのアジアのなんたらだの、ひどい時は服屋さんで「ベルトを見せろ」「盗んだだろ!」という考えられない濡れ衣で嫌な思いもしました。
パリではこんな事も有りました・・・
バス停でバスの時刻を確認しようと近づいて行くとそこにいたお婆さんが(怒った顔で、しっししっし!近づくな!あっちへ行け!!)というジェスチャーをされました。いきなりの事でビックリしましたが、でもその時は不思議とそんなにいやな気持にはなりませんでした。そうゆう人もそりゃ居るだろう・・・。と言う感じで軽く受け取ることが出来ました。
しかし今のフランスの現状は何に向けての暴動なのかも分からないくらいに無関係のお店や車が燃やされています。やはり国民性なのか道徳・宗教の違いなのか・・・!?日本では到底考えられない事の連続です。
ブリュッセルに住んで居た頃には町を歩いている時に何回か職務質問を受けました。警官は二人。一人は私に色々質問「何処に住んでいるのか?観光客なのか?パスポートは?住んでいるなら滞在許可書を見せなさい。」・・・などなど。そして隣にいるもう一人の警察官は銃口を構えています。
比較的平和な日本では考えられない光景ですが、そんなお国柄なのです。
ナンテールには行った事はありませんがこんな写真がありました。
エトワール広場の凱旋門下からナンテール方面を写しました。写真中央の新凱旋門(グランダルシュ)の先がナンテールの町です。
一日も早い終息を心から願います。
- ジャガイモは野菜ですか・・・?!?!?!
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2023.06.28 Wednesday
突然ですが皆さんは(ジャガイモ)は野菜だと思いますか・・・?それとも野菜では無いと思いますか・・・?
私は(ジャガイモ)は野菜だと思います。でも今晩のブログは私が修業時代に生活していたベルギーでは(ジャガイモ)は野菜では無いというお話です。ご興味のある方は最後までお付き合いください。
私は20歳から25歳までの約5年間ベルギーの首都ブリュッセルで生活&料理人修業をしていました(※正確には後半の数年間はブリュッセル郊外の町に住んでいました)
そしてその時に働いていましたベルギー料理店(レストラン・ヴァルジョリー)での今でも忘れられないエピソードを今夜はご紹介したいと思います。
レストラン・ヴァルジョリーでの修業は私が23歳の春から約一年間の期間でした。オーナーはムッシュ(ジャンクロード)でマダムにも大変親切にして頂いた思い出深いレストランです。そしてそのレストランでシェフを務めていたのが当時まだ30歳くらいだった(ブリュノ・ペノワ)でした。(ブリュノ)は私と働く以前にも何人もの日本人料理人と仕事をした経験が有り、日本人の国民性なども理解していていてくれて私ともすぐに親しくなりました。
そしてその(ブリュノ)がある日、私に「付け合わせのガルニチュールは5品用意しろ!」と指示しました。そして私はジャガイモ、インゲン、人参など5種類の野菜の下ごしらえをしてお皿に盛り付けましたが(ブリュノ)曰く「5品無い!」「足りない!」と怒るのです。私的はどう見ても5品のガルニチュールを用意しているのに何故足りないのか頭の中は(???)となってしまいましたが(ブリュノ)に言わせると(ジャガイモ)は野菜では無い!「ジャガイモ以外で5品用意しろ!」と言う事だったようです。
・・・そこでようやく気が付きましたがジャガイモが主食で毎日ジャガイモを食べているベルギー人にとってはジャガイモは野菜では無いのです。私たち日本人にとってのお米と一緒の感覚です・・・(余談ですがベルギー人やフランス人にとっては逆にお米は野菜らしいでです・・・汗)
ベルギー人に限らずヨーロッパの人々はジャガイモを良く食します。フライドポテトはもちろん茹でたり潰してマッシュポテトにしたりと本当に良く食べます。それこそ日本人のお米と一緒の感覚です。
そんなジャガイモ大好きベルギー人にとってフレンチポテト(フライドポテト)は特別なこだわりが有ります。なんとベルギー人はフレンチポテトをユネスコ食の無形文化遺産に登録しようとしているくらいです・・・( ̄▽ ̄;)
フレンチポテトは現地ベルギーでは(フリッツ)と呼ばれていて街中にはフリッツ・スタンドがいくつも有っておやつ代わりにフリッツを楽しんでいます。ベルギー人にとっては(フリッツ)はそれほどまでに拘りの有る国民食(ソール・フード)なのです・・・。
ここで少々ややこしくなったフレンチポテト(フリッツ)を解説しますと・・・そもそも(フリッツ)はベルギー人にとっての国民食でした。それがなんでなんで(フレンチポテト)になったかと言いますと、揚げたてカリカリのポテトフライを食べていたヨーロッパの人を見たアメリカ人がフランス語を話しているのを聞いて(フレンチ・ポテトね===!)と思ったようです。でも食べていたのは実は母国語のフランス語を話すベルギー人でした・・・。と言うオチのようです。
お話長くなりましたがそのフレンチポテトが国民食で私たちには想像できないくらい拘りのあるベルギー・フレンチポテト(フリッツ)を近所のスーパーで見付けて即買いしました・・・!(^^)!
ベルギー国旗も描かれていて正真正銘のベルギー製です〜〜〜!
フライドポテトを食の文化遺産にまでしようとしている(フリッツ)メチャメチャ食べるの楽しみです〜〜〜!
でもやっぱり日本人には(ジャガイモ)は野菜ですよね・・・・(^_-)-☆
今日のブログはそんな(フレンチポテト)改めフリッツねたでした。
- souvenir(思い出の品)
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2023.01.14 Saturday
2023年も2週間が過ぎました・・・。そしてコロナ第8波の感染爆発!
コロナ・コロナと騒ぎだしてそろそろ丸三年です。
誰もがこんなにも長引くとは思いもしませんでした。
実際に3年前の新型コロナが流行りだしたころ、専門家のお医者様から「新型コロナの完全終息には2年以上必要」・・・と言うお話を耳にして、私は「2年・・・!!!2年もかかるの〜!?」と驚きましたがナントナント。3年経っても出口が一向に見えません。
最近では行動制限、入国制限なども緩和された影響で多くの外国人観光者も目にするようになりましたが、まだまだ誰もが以前の様に国境線関係なく色々な国を旅する日が来るには時間が掛かりそうな状況です・・・(-_-;)
私が最後にフランスに行ったのは7年以上遡る事になります。マダムも4年経ってしまいました。
来年はパリ五輪も開催予定。フランス旅行したいですね〜〜〜。フランス熱。旅行熱が高まるばかりです。
しかし新型コロナの感染状況からみて今しばらくの我慢!?です・・・。
そんな時は旅行の思い出の品で旅の気分に浸りたいと思います。
10年前にカズマと行ったオルセー美術館の入館チケット。
4年前にマダムが初音と訪問したオランジェリー美術館の入館チケット。
計4枚の思い出の入館チケットを額装しました。
上段左から(オルセー美術館)
ヴァン・ゴッホ、ピエール・ボナール
下段左から(オランジェリー美術館)
アンドレ・ドラン、シャイム・スーティン
家族其々が観賞した美術館のチケットが旅の思い出と共に、帰国後数年経って再び楽しめるなんて嬉しくなります〜(^^)/
旅には3つの楽しみが有ります。
(計画する楽しみ)・・・予算や日程など考えながらいろいろな想像をするのは本当に楽しいです。
(実際の旅行)・・・旅行中が一番楽しいのは言わずもがな。楽しいに決まってます〜(^0^)
(帰国後にスーヴニール・思い出を楽しむ)・・・今回の様に何気に捨ててしまいそうなチケットもステキなスーヴニールに変身します。
新型コロナのパンデミックで世界は一変しました。国境をまたいで人々が自由に行き来出来るにはもう少し時間が掛かりそうですが、これからも辛抱強く諦めずに頑張っていきましょう。
※・・・今回、額装していただきましたのは毎回お世話になっていますFAST FRAME(ファースト・フレーム)長野店さんでした。
今後も引き続きソーシャルディスタンスを保って感染防止対策に努めながら営業して参ります。
ご予約お問い合わせ心よりお待ちしています。
- Epiphanie(公現祭)
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2023.01.06 Friday
皆さんこんにちは。新年二回目のブログです・・・。
今日は1月6日でキリスト教徒ではイエスキリストの公現をお祝いするEpiphanie・エピファニー(公現祭)です。フランスなどではエピファニーにはGalette des rois(ガレット・デ・ロワ)を家族で食べてお祝いします。
※Galette des rois(ガレット・デ・ロワ・・・直訳しますと王様のお菓子。アーモンドクリームを詰めて焼いたパイ生地の焼き菓子です)
我が家も家族でパティスリー・ロントのガレットを楽しみました。
ガレット・デ・ロワにはフェーヴと呼ばれる小さな陶器が隠れていてそれが当たった人がその日のRois(王様)になり皆からお祝いや祝福を受けます。
今年のフェーヴは・・・
グロゼイユと書かれていますので(スグリ)のケーキ(?)です。そしてフェーヴを引き当てたのは・・・?!?!
8等分にして5人で分けた結果、誰も引き当てられず・・・汗
残った3つに入っていたというまさかの展開!!!王様はいませんでした・・・( ̄▽ ̄;)
新年早々お粗末な事になってしまいました。
ガレット・デ・ロワも10年以上楽しんでいますので、フェーヴもご覧の様にこんなに沢山集まりました。
中にはフランスから持ち帰った物もあるので貴重なコレクションです。本場フランスではフェーヴコレクターもいるそうです。
日本の切手収集と似ていますね(^_-)-☆
ご興味のある方は小布施町(パティスリー・ロント)でご購入できます。お値段は¥3,200で1月下旬まで販売していると思います。
皆さんもフランス気分で新年の運勢試してみては如何でしょうか?
- 14Juillet・・・キャトーズ・ジュイエ
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2022.07.14 Thursday
今日は(キャトーズ・ジュイエ)でした。
キャトーズ・ジュイエとはフランス語で(14/Juillet)と書きます。直訳しますと(7月14日)
(7月14日・・・・?)って何??? と思いますがフランス革命記念日でフランス全土で花火を打ち上げたりして盛大にお祝いする祝日です。
日本では(パリ祭)とも言われています。でもこれってとっても変なんです。フランス全土でお祝いするフランス最大の祭日ならフランス祭・・・フランス国民祭なのにパリ限定の名前がついています。理由はフランス映画の邦題から来ていて、それが定着してしまったようです・・・。
私がブリュッセル在住中は何十回もパリに行きました。しかし残念ながら(キャトーズ・ジュイエ)当日には行った事がありません。でもと〜っても盛大なお祭りでシャンゼリゼ通りが凄い事になるそうです・・・(^^)/
フランス革命は市民たちが勝ち取った自由の象徴で、私たち日本人が想像するよりはるかにフランス人には大切な日なんですね!
(サン=ドニ街1878年6月30日の祝日)
フランス印象派の巨匠(クロード・モネ)の作品です。以前に旅行でルーアンを訪れた時にルーアン美術館で実際の絵を見る事が出来ました。
(1878年の6月30日)は(14/Juillet)の元となった革命記念日を祝う最初のお祭りがパリでありました。その様子をモネが描いていますがパリ市民の人たちの喜びがトリコロールの国旗の数と共に伝わってくる傑作です。
余談ではありますがフランス革命が1789年。その100年後の1889年にはパリ万博が開催されエッフェル塔の落成式がありました。そしてそこから更に100年の後の1989年にはルーブル美術館のガラスのピラミッド完成。
今年はフランス革命から233年後の記念日でした。
皆さんもコロナ終息後には是非フランスを旅してみてください。フランスはどこに行ってもステキな魅力満載で皆さんを迎えてくれると思います。
今日ははフランス革命記念日にちなんでフランスのお話でした〜!(^^)!
- ベルギーの味〜!?
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2022.02.07 Monday
新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。医療関係者の皆様には感謝と敬意を表したいと思います。
レストラン・ミューズでは引き続きアルコール消毒の徹底、十分な換気そしてソーシャルディスタンスを保ちながら営業して参ります。
さて2月はバレンタインの季節です。身近なところでもチョコレート商品が増えます。
(ミスタードーナッツ)ヴィッターメールコレクション
※菅田将暉さんがCMしています〜(^^♪
お馴染み(ミスタードーナッツ)とベルギーの老舗パティスリー(ヴィッターメール)のバレンタイン期間限定のコラボ商品です。
(ヴィッターメール)はベルギー・ブリュッセルの中心部サブロン広場に本店がある老舗パティスリーです。私がブリュッセルで生活していたのは30年ほど昔になってしまいますが当時からとても有名なお店でした。
今でこそ(パティシエ)や(ショコラティエ)など日本でも定着していますが、当時は(パティシエ)などと言う言葉は私たち料理人の中でしか通じなかった単語でした。そんな時代でしたが(ヴィッターメール)はレストランに例えると、三ツ星の様なステータスがあるパティスリーでしたので日本からの就労希望者も多かったと記憶しています。
私も時々ケーキを買いに行ったり、お天気の良い日は友人とアイスクリームを買って広場で食べたりしていましたが、高級店なのでたまの楽しみでした。
皆さんも是非身近でベルギー老舗パティスリーの味を楽しんでみては如何ですか〜!?
ベルギーの物価から考えますと、このお値段はと〜ってもコスパが良いと思いますよ(^^♪
コロナ対策といたしまして貸し切りでのご予約も受け付けています。お食事をご希望のお客様はどうぞお気軽にお問合せください。お電話心よりお待ちしています。
- エピファニー(公現祭)
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2022.01.07 Friday
新年二回目のMUSEブログです・・・。
新型コロナウィルス(オミクロン株)の感染が拡大しています。第六波突入の様相を呈してきました。
年末には感染者も減り世界的に見ても日本はウィルスに勝利した成功例と勝手に思い込んでいましたが、相手はとても手強い強敵ウィルスでした。希望が見えては消えの繰り返しですが辛抱強く頑張りたいと思います。
さて昨日はエピファニー(公現祭)でした。
そして今年も(パティスリー・ロント)のガレット・デ・ロワを家族で楽しみました。
日本でも少しずつお馴染みになってきた公現祭ですが、クリスマスから数えて12日目の1月6日にイエスキリストが東方三博士の礼拝を受け人々の前に公現した日をお祝いする行事で、フランスやベルギーなどでは(ガレット・デ・ロワ)というクレーム・フランジパーヌが入ったパイ生地のお菓子を食べます。ガレットの中には一つだけフェーヴと呼ばれる小さな陶器が入っていて、それが当たった人はその日の王様で良い一年を送れる事が出来ると言われています。
同じフランスでも地方ごとに特色があり、南の方に行くとパイ生地ではなくブリオッシュ生地であったりドライフルーツが入っていたり色々と特色があるようです。私が以前にフランスで楽しんだものは全てフランジパーヌでパイ生地のガレット・デ・ロワでした。フランジパーヌのクリームにエピスを効かせた物もありましたが何れの場合にも必ず(フェーヴ)が入っています。
旅の思い出。(ムーリスとラ・ピラミッドのフェーヴ)
228はホテルムーリスの番地です。レストラン・ラ・ピラミッドはムッシュ・パトリックの名前が入ったオリジナルでした。
小布施町のパティスリーロントでは1月いっぱい(ガレット・デ・ロワ)が購入できるそうです。本国フランスでも1月中は店頭でガレット・デ・ロワが並んでいて好きな人は何回も楽しむ人がいるようですので皆さんもガレット・デ・ロワで新年をお祝いしてみては如何でしょうか?
ガレット・デ・ロワ購入時に説明書きがされたカードが入っています。我が家の初音がデザインしました。こちらもお楽しみください〜^0^
- コロナ終息を祈って〜〜〜MUSEブログ1000回目
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2020.06.16 Tuesday
先ずは新型コロナウィルスの終息に向けて日々全力でウィルスと戦っています医療従事者の皆さんに感謝と敬意を表します。
今回のMUSEブログは1000回目の更新になります。記念すべき1000回目に何を書こうか迷いましたが今はコロナ禍でもありますのでレストラン情報(メニュー)などを積極的に発信するのも少々気が引けますし自家菜園や薪ストーブねたも最近多かったので今日はヨーロッパのお菓子をご紹介したいと思います・・・。
近所のスーパーでベルギーのお菓子が売られていました。
スペキュロス(SPECULOOS)
ベルギー大使館推奨ステッカーが貼ってあります。(VERMEIREN)ベルメーレンはブランド名ですが名前の感じからするとフランドル人(オランダ系)の人名と思われます。スペキュロスというお菓子は北フランスやベルギー、オランダなどで食べられているスパイスクッキーの一種で元々は12月の6日のお祭りのサン・ニコラをお祝いするものでした。サン・二コラはサンタクロースの起源にもなったとされる聖人です・・・。詳しい説明は以前にも何回かMUSEブログでアップしていますのでご興味がある方はこちらをご覧ください・・・SPECULOOS
マダムがフランス・ベルギー・オランダに行ったのが昨年の1月です。私は2015年以降はヨーロッパに行っていません〜こんな状況では今度いつ旅行に行けるかなんてさっぱり見当もつきませんが必ず以前の様に誰でも何時でも気軽に旅行に出かれられる日が戻ってくる事を信じています。それまでは近所のスーパーのお菓子を楽しみたいと思います・・・^0^
※(AMANDES)と書かれてますのでプレーンのスペキュロスにアーモンドが入ったものになります。アーモンドが入った物は初めて食べましたがと〜っても美味しかったです。MUSEも推奨です〜^0^
- Epiphanie(エピファニー)とGalette des Rois(ガレット・デ・ロワ)
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2020.01.07 Tuesday
昨日は公現祭でした・・・
(公現祭)épiphanie エピファニー
フランスではクリスマスの25日から1月6日の期間にイエス・キリストの誕生をお祝いします。キリストが公現(公に現れた)した事をお祝いするのでクリスマスの飾り付けやクリスマスマーケットなどもこの頃まで開いている所もあります。日本では12月25日を過ぎると見事なまでに飾り付けが外されて、もし飾りを取り忘れようものならひな祭りのお雛様を仕舞い忘れたのと同様に大騒ぎに〜!お正月が来なくなるとばかりに大事になりますがそこはフランスと日本の大きな違いですね〜〜〜。
そしてフランスでは1月6日のエピファニーには写真のようなガレット・デ・ロワ(直訳すると王のお菓子)を家族皆で食べる習慣があります。ガレットの中には(フェーヴ)と呼ばれる小さな陶器の人形が入っていてもしそれに当たった人は王冠を被り一日王様になり一年間幸福になるとも言われています。
詳しくはこちらを貼り付けましたのでご覧ください→L’Épiphanie(公現祭)
ガレット・デ・ロワは1月いっぱい位までパティスリー・ロントで購入できますのでご興味のある方は購入してみては如何でしょうか〜。