- 映画Napoleon
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2023.12.03 Sunday
12月になりました。師走です。
今年も残す所あと一ヶ月。歳を重ねるごとに加速度的に一年が過ぎるの早くなってます・・・汗
さて今日は久し振りの映画ネタです。
12月1日公開のリドリースコット監督最新作(Napoleon/ナポレオン)早速観てきました。
内容はネタバレになってしまいますので詳しくは書きませんが約2時間半の超大作でした。
映像はもちろん衣装も素晴らしく、時代背景が良く描かれていたと思います。
「パリからバルセロナに寝台車で旅した時に(オーステルリッツ駅)から乗ったな・・・。」
「バンドーム広場に行った時に広場の大きな塔が修復中だったけどバンドーム広場の塔はそんな歴史があったのか・・・。」
「ルーブル美術館のコレクションはナポレオンの戦利品・・・!?」
「コンコルド広場やベルサイユ宮殿にも何回か行ってる・・・。」
「ベルギーに住んでいた時に(ワーテルローの丘)ってあったけど一度も行ってない。行っとけば良かったなー・・・。」
などなど。耳にした事のある単語や行った事のある場所など沢山出てきて、もっと詳しく歴史勉強しておけば良かったな・・・。と少し凹みましたがフランス好きには堪らない一本だと思います。
リドリースコット監督作品は古くは(ブラックレイン)や(グラディエーター)など色々と観ていますが中でも(プロバンスの贈り物)が大好きです。(プロバンスの贈り物)は以前のMUSEブログでも書いていますのでご興味のある方はこちらも覗いてみてください。
リドリースコット監督はフランス好きかもしれませんね〜〜〜(^^)/
YouTubeの予告も貼り付けました。
※・・・ちなみにナポレオン鑑賞したのは12月1日。12月1日は映画の日ですべての映画がオール¥1,000でした・・・!(^^)!
- Midnight in Paris (ミッドナイト イン パリ)
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2020.05.27 Wednesday
新型コロナウィルス終息に向けて、日々最前線で全力でウィルスと戦っています医療従事者の方々に心より感謝と敬意を表します。
緊急事態宣言が遂に解除となりました。コロナウィルスが完全終息しない中での解除ですので、今後も引き続き三密を避けながらの新たな生活のスタートです。レストラン営業もテイクアウトをしながらの縮小営業となります。
さて今日は久し振りのシネマねたです。ステイホームでおうち時間が多い中おススメの一本です。
Midnight in Paris
パリを舞台にしたスペイン制作のアメリカ映画で脚本・監督はウディ・アレンです。2012年にはアカデミー賞の脚本賞も受賞しました。
ネタバレになりますが少し内容を・・・
主人公はパリ大好きの売れっ子脚本家のアメリカ人で、旅行で訪れたパリで大好きなエコール・ド・パリにタイムトリップしてしまうという内容です。そして主人公が敬愛して止まないヘミングウェイやスコット・フィッツジェラルドと遭遇。ピカソやダリ、マン・レイなど次から次へと歴史上の偉人が登場してストーリーは進んで行きます。
コロナ禍で旅行どころか外出もままならない日々が続いていましたが、パリ旅行&タイムトラベルまで楽しめる一本で二度おいしい映画です〜!是非皆さんもこの週末はおうちに居ながら真夜中のパリでステキな魔法にかかってみませか〜^0^
・・・ところでポスターのバックはヴィンセント・ヴァン・ゴッホの星月夜なのに劇中ではゴッホのゴの字も出て来ない。ゴーギャンは出て来るんですが・・・何故だろう(^_^;)
- 元祖イケメン俳優が引退表明です〜〜〜!
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2017.05.10 Wednesday
イケメンという言葉が巷に定着して久しいですが、元祖イケメン俳優として広く日本人に認知されていますのはやはりフランス人のアランドロンではないでしょうか〜!?そのアランドロンが一昨日に現役引退を表明しました・・・。[太陽がいっぱい]で世界中の映画ファンを魅了した彼も今年で81歳。当然と言えば当然なのですが一時代を築いた名優の引退は少々寂しい気がします・・・。
アラン・ドロンの代表作と言えばヤッパリ(太陽がいっぱい)
僕の記憶では南仏が舞台だった様な気がしていましたが(太陽がいっぱい)の実際の舞台はイタリアです。ルネ・クレマン監督の映像&演出、ニーノ・ロータの何とも言い難い切なく物悲しいメロディー。そして言わずと知れた元祖イケメン俳優アランドロンの名演技。観る物をグイグイと引き込むストーリー展開からの最後は本当に見事で完璧なラストシーンです。そして記憶違いだった本当のロケ地は僕が二十歳の時に旅したローマ&ナポリ界隈でした。メインロケ地のひとつであるイスキア島には行ってはいませんが同じナポリ湾に浮かぶお隣のカプリ島には行きました。81歳のアランドロンに30年近く前の旅の思い出・・・。何とも時代を感じます。
余談ですがアランと言うファーストネームはフランス人にはとても多い様な気がします。実際にフランス人の有名シェフにも(アラン・シャペル)に(アラン・デュカス)(アラン・サンドランス)(アラン・パッサール)そして私が修業時代にお世話になったシェフも(アラン・デューリック)でした。
(太陽がいっぱい)を観ていない方、観た事が有る方もこの機会に是非ご覧頂けたらと思います。僕も最近レンタル店で借りて鑑賞しましたが3回も観てしまいました〜〜〜(^_^;) 本当にお薦めです・・・!
先ずはニーノ・ロータの音楽だけでもお楽しみください〜!
- 大統領の料理人
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2016.07.10 Sunday
久し振りの映画ねた・・・・。
今日ご紹介するのは女性で初めてフランス大統領の専属料理人として従事した、実在の人物マダム・ダニエル・デルプシュがモデルになった2012年公開のフランス映画です。ミッテラン大統領在任中の1988年ひょんな切っ掛け(映画では詳しく掘り下げてはいませんでしたが多分人違い・・・!?)でプライベート・シェフとしてエリゼ宮の厨房に入った彼女は男性料理人達の偏見や差別と闘いながら、洗礼されてモダンな料理では無くクラッシック(古典的)な家庭料理をよりシンプルに作る事でみるみる大統領の舌を魅了していきます。ラストは決してハッピーエンドでは有りませんが「人生をもう少し頑張ろう・・・」と勇気と元気を与えてくれる作品だと思います。美味しそうでステキなお料理が沢山出て来ますのでフランス料理に興味のある方は勿論の事、そうで無い方にもフランス文化が垣間見る事が出来ます。お時間のある方はご覧になってみては如何ですか〜〜〜。
- 「シェフ」
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2014.04.03 Thursday
今日は久し振りのシネマねたです〜。
「シェフ・・・三つ星レストランの舞台裏へようこそ〜!」
2012年公開のフランス映画 主演は名優ジャン・レノ
三ツ星の維持と若いパトロンのリクエストに四苦八苦する老舗レストランのシェフ・
アレクサンドル(ジャン・レノ)に新進気鋭のペンキ屋・・・?キュイジニエ・
ジャッキーの2人が繰り広げるフレンチコメディーです。
少々大袈裟で、今現在のフランス・レストラン界の舞台裏が映画と同じとは
思えませんが、流行りのキュイジーヌ・モレキュレールやジャポニズム・スタイル
を皮肉るセンスもある意味グルメ大国フランス流です。
スカッと笑える一本です。皆さんも増税に負けず美味しい物を食べて、大いに
人生を謳歌しましょう〜^^
bon vivant !!
※でも何だかありがちなストーリーでなんとなくレミーと被る気がするのは
僕だけ・・・!?
- やっぱりフランス・シネマがトレ・ボンです・・・!
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2013.09.03 Tuesday
いよいよ9月に入りました。巷では宮崎駿監督の引退報道一色になっています。
6日には監督本人の記者会見があるそうです。
現在公開中の映画「風立ちぬ」も好調の様ですが、残念ながら我が家は子供たちとの
スケジュールがなかなか合わず未だに鑑賞出来ていません。
子供達は「トトロ」「天空の城ラピュタ」や「魔女の宅急便」そして「もののけ姫」
など数多くの宮崎作品を観て育ちました。そして僕たちは「アルプスの少女ハイジ」
や「母をたずねて三千里」そして「未来少年コナン」をワクワクしながら毎週観て
いた世代です。
もしかしたらまた引退撤回・・・^^が有るのでは?などと言われていますが
ひとまずは本当にお疲れ様でした。そして沢山の素晴らしい作品をありがとうござい
ました!
さて、まえふりが長くなりましたが、本日のブログは久し振りのシネマねた
です・・・。
MUSEブログで紹介するのでもちろんフランス映画。2011年公開の
INTOUCHABLES/アントゥシャブル←公式ページ
邦題は[最強のふたり]
パラグライダー事故で首から下が麻痺した大富豪とパリの下級層が住む
団地で育った移民青年との心温まる物語です。
顔以外の身体が全く動かなくなってしまったフィリップが身の回りの世話を
してくれるヘルパーを募集したところ、ヘルパーには全く興味も経験も無い
失業手当が目当ての移民青年アブデル(ドリス)がやってきます・・・。
そしてなんとフィリップはこの全くやる気の無いアブデルを冗談半分で
仮採用してしまうのです!全くタイプの違う2人ですが徐々に心を通わせていき
ます。アブデルはバカバカしいブラックジョークや下ネタで大いに笑わせてくれ
シリアスで悲しくなりがちなお話がとてもコミカルで小気味良く展開していきます。
フィリップに仕える他の使用人たちも今までに会った事の無いタイプのアブデルに
最初は戸惑っていましたが、見る見るその魅力に惹かれていきます。
そしてまるでアクション映画の様にテンポ良く一気にラストシーンまで導きます。
僕はアブデルがクラッシックしか知らないフィリップにアース・ウィンド&
ファイヤーを聞かせ秘書や皆で踊りだすシーンが好きです。
そしてラストのレストランでガラス越しにフィリップに別れを告げるアブデルの
笑顔とフィリップの嬉し悲しい様な妙に複雑な表情が忘れられません!
やっぱりヒューマン・コメディーが僕は大好きだと再認識しました。
そしてこの作品はフランス社会が現在抱える移民に対する人種差別などの社会問題
も上手に表現していると思いました。
間違い無くお薦めの一本です。皆さんも是非ご覧下さい・・・!!!
先ずは↓の予告から・・・。
※劇中ではドリスと言う名で黒人青年が移民青年を演じていますが
実話に基づくこの話ではマグレブ人のアブデルが正式名です。
昔、ブリュッセルのレストランで一緒に仕事をしていた同姓のアルジェリア人青年
アブデルの事を思い出しました・・・(^u^)
- 懐かしの昭和・・・。
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2012.01.24 Tuesday
本日ミューズ・マダムの誕生日です。
もちろん昭和生まれです。
丁度公開が始まったALWAYS三丁目の夕日’64の1964年より
数年後になります^^
僕たち自身はその当時の記憶は生まれたばかりなのでありません。
でも映画の中ではその時代を楽しむ事が出来ます。
三丁目の夕日は、毎回昭和の懐かしい映像が話題を呼んでいますが
今回はお馴染のCGに加え3D映像が楽しめます。
CG以外のクラシック・カーや電化製品などは殆ど全てが全国各地から
集められた本物だそうです。
(観音開きの初代トヨペット・クラウン)
第一作で小日向文世さん演じる大会社社長が乗っていた車です。
(同じ型ではなくて本物です!)
マダムの親戚の澤田福衛さんがレストアカーのマニアでクラシックカーを
およそ100台ほど所有しています。撮影にも毎回数台貸出ていて
画像はその中の一台です。
澤田さんは所沢で自動車学校をしていて、根っからの車好き、エンジン好きと
言っていました。
トミカに頼んでこんなのも作っちゃってます^^
車好きのカズマへのプレゼントです。
自動車学校のホームページからコレクションの一部をご覧いただけますので
ご興味のある方はのぞいてみて下さい。
ところざわ自動車学校←クリックして下さい
三丁目ファンの僕達もみんなで観に行きたいと思います^^
・・・マダム〇〇歳おめでとう!!!
- パリ20区、僕たちのクラス 『Entre les Murs』
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2011.10.07 Friday
今回はフランス映画ネタです。
パリ20区、僕たちのクラス 『Entre les Murs』
2008年にカンヌ映画祭最優秀賞のパルム・ドールを獲得した作品です。
舞台は邦題の通り、パリ20区にある中学校です。
パリ20区と言うと、以前旅行で泊まったホテルが20区でした。
街を歩いているとアフリカ系の黒人なども目立ち
東南アジア系のレストランも幾つかありました。
エトランジェが多いと言う印象です。
この映画も同様に、一クラス24人の生徒のうちの多くがアフリカ系移民か
その他カリブ海などの旧フランス植民地の出身者です。
フィクションですが限りなくノンフィクション近い、
ドキメンタリー映画と言った感じです。
そう感じさせられるのは生徒24人、全てがアクターでは無い素人を
採用しているからだと思います。なんと台本もほとんど無いようです・・・。
授業を見ていると日本では考えられないようなシーンばかりで驚かされます。
子供たちを評価する成績評価会に生徒代表も出席していたり、
担任教師フランソワに対する自己主張の強さは一人の人間として
全くの対等といった感じです。・・・そこはまさしく個人尊重主義の国です。
同じ14〜15歳の子を持つ親としては大変に興味深い内容の秀作でした。
僕はこの作品を見て南アフリカワールド・カップのフランス代表を思い出しました。
多種多様のアイデンティティーを持った移民たちの気持ちを一つにさせるのは
並大抵の事ではないと・・・・。
- 100歳の少年と12通の手紙
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2011.08.26 Friday今回はシネマねたです。
2008年公開のフランス映画
100歳の少年と12通の手紙
大まかなあらすじは、余命僅かな10歳の少年と田舎のピザ屋の
女主人の心温まる交流のお話です。
・・・これだけ聞くと、なんだか切なく哀しいヒューマン・ストーリー
だと思ってしまいますが、意外にも少々コメディー・タッチの
ファンタジー映画です。
ピザ屋の女主人の[ローズ]が何度も良いセリフ言います。
しかし、死のリアリティーさがあまり感じません。それはきっと意図的!?
10歳の少年があまりにリアルに死と向き合ってしまうのは
悲し過ぎる・・・・。だからコメディー有りの、ファンタジーなんでしょう。
評価の分かれる作品だと思います。・・・(基本、映画ってみんなそうですが)
予告編です。
ご興味のある方は是非ご鑑賞下さい。
- TINTIN・・・・(タンタン)
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2011.07.26 Tuesday
スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』のご紹介です。
チョット気が早いですが12月1日、日本公開予定です。
TINTIN(タンタン)
ベルギーが生んだスーパー・ヒーローです。
タンタンについては以前のブログでもご紹介してます。ご興味のある方は
こちらからのぞいて下さい→TINTIN
予告篇最長ヴァージョンの2分24秒です・・・!
大のTINTINファンのスピルバーグ監督が長い間構想を温めて来た最新作。
待望の映画化です!!
我が家はTINTINフリークなので公開が今から待ち遠しいです。
(・・・でも、その前に先ずはこの夏公開の「カーズ2」と「コクリコ坂から」を
楽しみたいと思います^^)
我が家のTINTIN・・・!
昨日、髪の毛を切りました。
タンタン・ヘアーでMilou(ミルゥ)と一緒に・・・(^^)/